2021年秋 SIMフリースマホの比較(ハイエンド、ミドルレンジ/アップル、Google、ソニー、Xiaomi)|うぃむんののんびりギャザクラ日誌 #FF14

2021年秋 SIMフリースマホの比較(ハイエンド、ミドルレンジ/アップル、Google、ソニー、Xiaomi)

こんばんわ、うぃむです。

例年なら9月に新製品の発表があるのですが、今年は発表タイミングが分散して、10月になってやっと出揃ってきました。

主に注目は、Apple、Google、ソニーですが、今年はXioamiという、あまり聞きなれていないメーカーが加わってきました。
私は、以前からピストンシリーズのイヤホンやスマートバンドなど愛用しているお気に入りのメーカーでもあったりします。

そこで、今年のスマホの特徴などをまとめて比較してみました。

※素人の意見です。認識違い・誤り等あるかもしれませんが、ご了承ください。

スマホの比較

~10万円

Xiaomi 11T Xiaomi 11T Pro Google Pixel 6 iPhone 13
価格 54,800円 69,800円 74,800円~ 98,800円~
OS MIUI 12.5(Android 11) MIUI 12.5(Android 11) Android 12 iOS 15
CPU MediaTek Dimensity 1200-Ultra Qualcomm Snapdragon 888 5G Google Tensor Apple A15
Antutu 578,115614,435673,278818,321
ストレージ 128GB 128GB 128GB 128GB / 256GB / 512GB
RAM 8GB 8GB 8GB
充電器・充電ケーブル USB Type-C USB Type-C USB Type-C Lightning
外部メモリ
バッテリー容量 5000mAh 5000mAh 4614mAh
画面サイズ 6.67インチ 6.67インチ 6.4インチ 6.1インチ
画面解像度 2400x1080 2400x1080 2400x1080 2532x1170
パネル種類 AMOLED 有機EL OLED True Toneテクノロジー搭載HDR対応Super Retina XDRディスプレイ
背面カメラ 108MP(広角) 108MP(広角) 50MP(広角) 12MP(広角)
8MP(超広角) 8MP(超広角) 12MP(ウルトラワイド) 12MP(超広角)
テレマクロ:5MP テレマクロ:5MP
前面カメラ 16MP 16MP 8MP 12MP
幅x高x厚 76.9x164.1x8.8mm 76.9x164.1x8.8mm 74.8x158.6x8.9mm 71.5x146.7x7.65mm
重量 203g 204g 207g 173g
FeliCa × おサイフケータイ おサイフケータイ Apple Pay
ワイヤレス充電(Qi) × ×
急速充電 Xiaomi ハイパーチャージ USB-PD 3.0
認証機能 指紋認証 指紋認証 指紋認証 顔認証
耐水・防水 IPX8 IPX8
防塵 IP6X IP6X
イヤホンジャック
ハイレゾ
SIM情報 nano-SIM nano-SIM nano-SIM/eSIM nano-SIM/eSIM

10万円~

Google Pixel 6 Pro iPhone 13 Pro Xperia 1 III Xperia PRO-I
価格 116,600円~ 122,800円~ 159,500円 198,000円
OS Android 12 iOS 15 Android 11 Android 11
CPU Google Tensor Apple A15 Qualcomm Snapdragon 888 5G Qualcomm Snapdragon 888 5G
Antutu 719,833833,920762,956
ストレージ128GB / 256GB 128GB / 256GB / 512GB 512GB 512GB
RAM 12GB 12GB 12GB
充電器・充電ケーブル USB Type-C Lightning USB Type-C USB Type-C
外部メモリ microSDXCメモリーカード microSDXCメモリーカード
バッテリー 5003mAh 4500mAh 4500mAh
画面サイズ 6.7インチ 6.1インチ 6.5インチ 6.5インチ
画面解像度 3120x1440 2532x1170 3840x1644 3840x1644
パネル LTPO OLED ProMotion/
True Toneテクノロジー搭載
HDR対応Super Retina XDRディスプレイ
有機EL 有機EL
背面カメラ 50MP(広角) 12MP(広角) 24mm:
12.2MP
(広角)
24mm:
12.2MP
(広角)
12MP(ウルトラワイド) 12MP(超広角) 16mm:
12.2MP
(超広角)
16mm:
12.2MP
(超広角)
48MP(望遠) 12MP(望遠) 70・105mm:
12.2MP
(望遠)
50mm:
12.2MP
(標準)
前面カメラ 11.1MP 12MP 8MP 8MP
幅x高x厚
75.9x163.9x8.9mm 71.5x146.7x7.65mm 71x165x8.2mm 72x166x8.9mm
重量 210g 203g 186g 211g
FeliCa おサイフケータイ Apple Pay おサイフケータイ おサイフケータイ
ワイヤレス充電(Qi)
急速充電 USB-PD 3.0 USB-PD USB-PD
認証機能 指紋認証 顔認証 指紋認証 指紋認証
耐水・防水 IPX8 IPX8 IPX5/IPX8 IPX5/IPX8
防塵 IP6X IP6X IP6X IP6X
イヤホンジャック × ×
ハイレゾ
SIM情報 nano-SIM/eSIM nano-SIM/eSIM nano-SIM nano-SIM

今年の特徴

どのメーカーもアピールしているのが、カメラ性能と、120hzのリフレッシュレートでしょうか。

カメラはそれぞれ個性的なアピールをしていて面白いですね。

ソニーからは、「本物のカメラをスマートフォンに」とうたった新しいシリーズとして、「Xperia PRO-I(プローアイ)」が出てきました。 センサー・レンズ・映像技術とグループの総合力を活かして、組織力を感じる一生懸命な製品のこだわり・愛が伝わってきます。

Appleは、シネマティックモードによる動画の強化や、デュアル・トリプルカメラ、望遠などアピールしています。技術は背景に、新しいスマホの使い方など、技術に詳しくない方にもわかりやすいような、丁寧さを感じます。

Googleは、マルチレンズにより無骨なイメージが出てしまったスマホの見た目をスマートにしながら、より使いやすさを提案している感じですかね。ハイエンドであっても、よりカジュアルに日常に溶け込めるような想いを感じますね。

そして、Xiaomiは「魔法のような映像体験を」というフレーズでインパクトを与えています。まだまだ他のメーカーと比べると知名度や信頼という面では不利です。だからこそ、スペックや性能などの裏付けされた定量的な優秀さ、価格など非常に元気でやる気を感じさせてくれます。おサイフケータイ対応など、日本の市場にキチンと目を向けてくれているところも、評価は高いですね。

こういった文章から、各メーカーがどういったことを考えているのか見えてくるのも面白いですね。

さて、項目別に詳細に見ていこうと思います。

価格

目を引くのは、やはりXiaomiの2製品でしょう。性能的には他のハイエンドと同等にも関わらず、半額程度の価格設定です。少し気になるのは、RAMが少なめだったり(とはいえ、8GBもあれば十分な気もします)、防水・防塵が弱い点でしょうか。

GoogleのPixel 6・Pro も安めですね。性能や機能も優等生です。バランスの取れた良い価格設定ではないでしょうか。

Appleはやや高めの印象があります。しかし、性能や機能も高いため、そのことを考慮すれば納得できます。

ソニーは、Xperia 1 III、Pro-Iいずれも高価です。ストレージが512GBと大きくこのことが高価な印象に影響していそうです。iPhone 13 Pro 512GBでは17万円を超えています。そう考えれば安いとも思えるのですが、サブスクリプションの時代です。ハイスペックなXperiaを選ぶ層が、必ず大容量を求めるとも思えません。求めていないもので高価になると言うことは、結局割高感を助長してしまいます。非常に技術も高く、魅力的なものを作っているのですから、もう少しユーザーの求める形を意識してみると、さらに素晴らしい商品が提案できるのになと思いました。

OS

OSは今どき、iOSだーとか、androidだーとかはありません。どっちも良いOSだと思います。

特徴があるとすれば、Google Pixel 6・Proだけ、android 「12」と言う事でしょうか。いち早く新しいandroidを使えるのが、Google Pixelの特権ですね。

CPU

表のantutuはいろいろなページに乗っていたものを寄せ集めたので信憑性は低いです。

Appleはオリジナルの「A15」です。android系はソニーとXioami 11T Proで「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を使っています。Xiaomi 11Tは「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」を使っています。Googleはオリジナルの「Google Tensor」ですね。

「A15」と「Snapdragon 888 5G」のベンチマークでは、CPUの総合性能は「A15」が高く、GPU性能は「Snapdragon 888 5G」が高いという特徴があるようですね。

「Google Tensor」「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」は比較的控えめの性能です。

気になるのはソニーと、Xioami 11T Proの「Snapdragon 888 5G」の性能差でしょうか?同じCPUにもかかわらずスコアの差が大きいのは気になるところです。

いずれのCPUも、ベンチマークの比較で差はあるものの、よほど重いアプリを使わない限りは、快適に使えるのではないでしょうか?

カメラ

既にカメラについては先に書きましたが、もう少し詳しくみてみます。とはいえ、カメラはあまり詳しくないです。

カメラについてインパクトがあるのが、Xiaomiとソニーでしょうか。どちらもカメラを強くアピールしていますが、その方向性の違いが面白いです。

Xiaomiが 1億800万画素という解像度と、ワンクリック AI シネマ、HDR10+などを強調しています。画素数では、超広角カメラは800万画素となっておりこのギャップは気になるところですね。

Google Pixel 6 のカメラも広角5,000万画素、望遠4,800万画素、ウルトラワイド1,200万画素です。どのレンズ毎の差も少ないので使いやすそうですね。

ソニーのXperia Pro-Iは、像面位相差AFを備えた1.0型イメージセンサー、4K 120fpsのハイフレームレート撮影と再生が可能ということをアピールしています。1.0型イメージセンサーは、RX100 VIIのものをスマートフォン向けに最適化したセンサーで、広角レンズはZEISS Tessarを採用しているようです。カメラも動画もスマートフォンとしては世界初という力の入れ方です。
解像度という面では広角・超広角・標準ともに1,220万画素です。

ただ、カメラに詳しくないと、何を行っているのかちょっとよくわかりませんね(笑)
※像面位相差AFについては、
こちらで詳しく解説 しています。

Google/Xiaomiの高解像度、ソニーやAppleのカメラシステムそれぞれ特徴があって面白いですね。

カメラの違いはそのうち、専門の人が比較してくれるとおもうので、そちらに期待でしょうか。

おサイフケータイ

おサイフケータイに使い慣れてしまうと、これなしは厳しいです。

日本国内では、おサイフケータイでないとできないサービスもあります。しかし、Appleの「Apple Pay」では、最近「WAON」や「nanaco」も対応されました。さらに、海外での対応が増えてきているようです。海外での利用を考えると、「Apple Pay」のほうが便利かもしれません。

いずれにしても、決済関係が必要な場合は、Xiaomi 11Tは選択肢から外す必要がありますね。

認証機能

認証機能は、iPhoneが顔認証、それ以外は指紋認証となっています。

コロナの関係もあり、指紋認証が多く採用されている様ですね。どちらが、良いかは好みもありそうですね。

SIM

どの機種もデュアルSIM対応しています。

AppleとGoogleは、eSIMに対応しています。物理SIMと比べて、eSIMは手軽に契約ができます。音声通話とデータ通信の組み合わせなどプランの自由度が高くなるので、eSIM対応は嬉しいですね。

その他の特徴

ソニーのみ、イヤホンジャックがあります。最近は無線イヤホンが多くなってきました。しかし、使い勝手や音にこだわりがある方には、イヤホンジャックはありがたいですね。

Xiaomiには、独自の急速充電があります。Xiaomi 11T Proは 120W 充電により、たった17分で100%の充電ができるというのは、すごいですね。

Xiaomiのみ、防水・防塵の機能が記載されていません。

最後に

2021年秋のスマホをまとめてみました。

Apple、Google、ソニー、Xiaomiといろいろ個性があって面白いです。

Appleは、Appleらしい独自の正常進化という感じですね。コロナ禍ということもあり、指紋認証のニーズも高かったのではないでしょうか?指紋認証に対応していればさらに注目されれたかもしれないですね。ひょっとしたら、iPhone は今回は見送りとした方もいることを考えると、少しもったいない様に感じました。
もう一つはおサイフケータイです。日本では、これを求める声はあると思います。Apple Payの決済を世界にも拡張しているらしいので、是非日本のおサイフケータイにも追いつてほしいですね。
そして、Lightningです。iPad Proや mini などは USB Type-C になりました。同じ様にiPhoneも USB Type-C に対応してほしいです。
iPhoneシリーズは、性能も高く、わかりやすく、丁寧なつくりに好感があります。価格は少し高めではありますが、信頼できる製品でしょう。

Googleは、他社があえて多眼レンズを強調したデザインを採用している中、無骨になってしまう多眼レンズを上手にデザインとしてきました。スマートフォンはレンズによって段々とメカになってきました。人によっては恥ずかしさを感じていたかもしれません。
気になるのは、カメラに合わせるスマホケースの対応でしょうか?
android12も、新しいデザインを採用しているとのことです。どんな感じになるのか、楽しみですね。
ドコモでは取り扱われないこともあり、日本での販売は苦戦しそうです。
Pixelシリーズは、価格はやや控え目です。カジュアルで何でもできる優等生に感じます。

ソニーは、プレミアムモデルと言う感じでしょうか。カメラにスマホを搭載するような発想は非常におもしろく、興味を惹きました。結果、高価なスマホが出来上がってしまったというのは、仕方ないとは思います。
ただし、製品の構成が古く感じました。少し前までは、音楽や動画、書籍などはスマホに保存して持ち歩いていました。しかし、使いやすいサブスクが増えてきたこともあり、保存の重要性は減ってきています。
そんな中、ストレージ512GBといラインナップのみです。もう少し考えてほしいと思いました。仮にXperia Pro-Iのストレージが128GBだったとしたら、198,000円が、162,000円(iPhone 13 の 128GB⇔512GBの価格差 36,000円を考慮)です。魅力度にだいぶ違いがでませんか?また、全部入りにせず、カメラに必要のない機能は全て切り捨てた、カメラ特化モデルのが格好よく魅力があったのではないでしょうか?(例えば、eSIMデータ通信プランのみ対応、音声通話不可、おサイフケータイなし、くらいに極端でも良いと思います)
ソニーのスマホは、性能だけではない魅力、音や映像のこだわり、ソニーの魂を感じるくらい非常によい製品です。しかし、技術に走りすぎてしまい、ユーザーを知るという事が少し不足しているのかもしれません。
Xperia 1 III/Pro-Iは、高価なモデルであり、こだわりがあるプレミアムを求める方におすすめな製品に感じます。

Xiaomiは、日本市場ではこれからということもあり、戦略的な価格です。中国からグローバル版を逆輸入するよりも安いのです。
性能も、ここで上げた他社のハイエンドと比較してもそれほど大差ありません。1億800万画素や、急速充電技術などインパクトもあります。
安全面の、防水・防塵がないというのは気になりますが、特別保証サービスを行うことで、補填しています。


まだまだ、信頼性という点では、気になる点もあります。
Xiaomiは、2021年第2四半期の世界のスマートフォン出荷シェアで2位となっています。日本のおサイフケータイに対応してくれるなど、日本市場にも力をいれてくれています。
Xiaomiの元気なスマホも、考えさせられる魅力がいっぱいの製品ですね!

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