こんばんわ、うぃむです。
さてさて、早い方はもうゴールデンウィークに突入したのではないでしょうか。とはいえ、コロナ渦もあり、職場からは不要不急の外出を控えるように指示もでていて、困ったものです。
そんな中、古い使わなくなったノートパソコンがあったので、Chromebookにできないかと挑戦してみました。
Chromebook化するには
Chromebookは一般的には各メーカーから販売しているノートパソコンで、Googleが提供している「ChromeOS」を使っています。
今回、Chromebook化するので検討したのがこの3つです。
- Googleの「Chrome OS」をインストールする
- オープンソースバージョンの「Chromium OS」をインストールする
- 「Chromium OS」の派生の「Fyde OS」をインストールする
Chrome OSのインストール
これは少し手間がかかりました。
そして、結果としてインストールは失敗に終わりました・・・OSインストールまではできたのですが、起動すると・・・「MISSING OS」・・・
そもそも、インストールしたノートパソコンは Core 2世代でしたので、ダメ元でやっていました。やっぱりだめですね(笑)
「Chromium OS」(CloudReady)のインストール
しかたないので、諦めて「Chromium OS」を「CloudReady」をつかって入れてみました。
準備
- USBメモリー 8GB~
- Windows 10 パソコン (CloudReadyインストール用USBメモリー作成用)
- USBメモリーから起動できるパソコン
CloudReadyのダウンロード
- ここから「DOWNLOAD USB MAKER」を押してダウンロードします。
「cloudready-usb-maker.exe」ファイルがダウンロードできるとおもいます。
CloudReadyインストール用USBメモリーの作成
- USBメモリーをセットします。
※この後インストールで何回か失敗して、USB2.0にセットしたら成功したので、できればUSB2.0(青い口)の方にセットするのをお勧めしておきます。 - 「cloudready-usb-maker.exe」をダブルクリックしてインストールを行います。
あまり、選択肢はないので、次へ次へとやっていけばいい感じです。USBメモリーだけは選択してください。 - しばらく待って成功したらUSBメモリーは完成です。
この時に、「フォーマットする必要があります。」といったメッセージがでるのですが、これは「キャンセル」を選んでください。せっかく作ったUSBメモリーがフォーマットされてしまいます(笑)
インストールするパソコンの設定
- 各パソコンをUSBからブートできるようにBIOSを設定をしてください。
※BIOSの設定方法は、パソコンによって異なるので各メーカーのサイト等からご確認ください。 - インストールするパソコンはすべてディスクの内容が消去されてしまいますので、事前に問題ないかご確認ください。
なお、パーティション等を作っていてもディスクまるごと消去されるようです。
CloudReadyのインストール
- CloudReadyインストール用USBメモリーから、パソコンを起動してください。起動が行えると、次のような画面が表示されてきます。
- 画面左下に、言語とキーボードを切り替えるところがあるので、
言語:「Japanese - 日本語」
キーボード:「日本語」
に変更します。そうすると、上記の様な日本語表記になりますので、「続行>」を押します。 - 「ネットワークへの接続」画面が表示されるので、接続したいネットワークを選択して、パスワードを入力してください。
- 「Google 利用規約」が表示されますので、「同意して続行」を選んでください。
- 「「Chromebook」へのログイン」が表示されます。ここでは使いたいメールアドレスを入力してパスワードを入力してください。
- あとは、次へ次へとやっていけば、CloudReadyが起動されてきます。しかし、この状態はUSBメモリーから CloudReady が起動している状態です。
- ここから「CloudReady」をパソコンにインストールするには、画像様に右下の①→②「Install OS」と選んでもらえると、開始されます。
- 開始をすると、「INSTALL CLOUDREADY」「ERASE HARD DRIVE & INSTALL CLOUDREADY」と聞かれてくるので、選択してください。
なお、これを選択するとディスクの内容はすべて消去されますので、ご注意ください。 - インストールが開始されます。このとき、放置するとスリープモードになったりすると、そのまま元に戻れずに最初からやり直しになります。カーソルを移動させるなどしながら、自動で電源が切れるまでまってください。
- 自動で電源がきれたら、インストールが完了となります。USBメモリーを外して、パソコンを起動してもらえれば、「CloudReady」が開始れます。
- 「CloudReady」が起動したら、再度上記1~5の操作をしてもらえれば使えるようになります。
なお、このタイミングで「「Chromebook」へのログイン」を行ったユーザーがこのChromebookの所有者として扱われます。
「CloudReady」
こんな感じで完成しました。
Chromebookは別に持っていて、同じアカウントで作成すると、設定がそのまま引き継がれてきますね。この辺は、Androidスマホとかと同じ様な感じでしょうか。
残念なのは、「Google Play ストア」が利用できないので、Androidアプリなどが動かせないという点でしょうか・・・
Googleの「Chrome OS」が使える方はそちらの方が利便性が高そうです。しかし、CPUが古く、Core 2世代だったりする方は、この方法で使えるので、興味がある方はチャレンジしてみてください。
今回試した中古ノートパソコン
VAIO Type S [VPCSA2AJ] VAIOオーナーメイドモデル
CPU: Core i7-2620M
メモリー: 4GB
GPU:AMD Radeon HD 6630M / インテル HD グラフィックス 3000 手動切替
SSD: 128GB
0 件のコメント:
コメントを投稿