こんばんわ、うぃむです。
マクロやキャラクターの設定を色々いじくったら、よくわからなくなってしまって元に戻したい。そんなときってありませんか?
そうなってしまった時に、シャドウコピーが使えると思いますので、紹介してみようと思います。
なお、この方法は公式ではないので、申し訳ありませんが自己責任にてお願いいたします。
シャドウコピー(ボリュームシャドウコピーサービス(VSS:Volume Shadow Copy Service))とは
Windows 10 には、シャドウコピーという機能があり、特定のタイミングでの複製を自動的に作成しておいてくれる機能があります。
この機能を利用することで、特定のタイミングに戻すことができるようになります。
マクロやキャラクターの設定の保存場所
FF14では、マクロやキャラクターの設定は、パソコンのファイルとして保存されています。特定のタイミングに戻すには、これらが保存されているファイルを知っておく必要があります。
共通設定
通常では、以下の場所に保存されています。「ファイル名を指定して実行(Win+R)」で表示される画面に、以下の文字列をコピーしてもらえれば表示されてくると思います。
このフォルダー内の設定ファイルshell:personal\My Games\FINAL FANTASY XIV - A Realm Reborn
MACROSYS.dat | 全キャラクター共通のマクロ |
キャラクター別の設定
上記のフォルダー内に、「FFXIV_CHR~」というフォルダーがあり、これらがキャラクター毎の設定ファイルです。※フォルダーとキャラクターの関連は各種ファイルの最終更新日や「Log」フォルダーのファイル日付などを参考にして判断してください。私は、このフォルダーにキャラクターが判断できるファイルを作っておいています。
ACQ.DAT | ? |
ADDON.DAT | HUDレイアウト |
COMMON.DAT | キャラクター設定 |
CONTROL0.DAT | キーボード・マウスモードの設定 |
CONTROL1.DAT | ゲームパッドの設定 |
GEARSET.DAT | ギアセットの設定 |
GS.DAT | ? |
HOTBAR.DAT | ホットバーの設定 |
ITEMFDR.DAT | アイテム関連 |
ITEMODR.DAT | せいとんの設定 |
KEYBIND.DAT | キーバインド設定 |
LOGFLTR.DAT | ログフィルターの設定 |
MACRO.DAT | キャラクター別のマクロ |
UISAVE.DAT | UIレイアウト |
シャドウコピーの準備
システムの保護
- [スタート](右クリック)→[システム(Y)]を選択してください。
- システムの右側にある関連設定の[システムの保護]を選択してください。
- システムの保護の保護設定から、マクロやキャラクターの設定が保存されているドライブを選択します。
- [構成(O)...]を押します。
- [システムの保護を有効にする]をONにします。
- ディスク領域の使用量より、最大使用量の割合を設定します。
(私は10%程度で設定しました)
これで、シャドウコピーが保存できるディスク領域を設定できました。
しかし、これだけでは特定のタイミングが設定されていないため、動きません。
タスクスケジューラーの設定
特定のタイミングを設定するには、タスクスケジューラを使います。
- [スタート]→[Windows 管理ツール]→[タスク スケジューラ]を選択してください。
- タスク スケジューラの中の「タスク スケジューラ ライブラリ」を選択します。
- 右側の操作から[基本タスクの作成..]を選択します。
- 基本タスクの作成の「名前」に任意の名前を書いてください。
例) Windowsボリュームシャドウコピー(VSS) - トリガーは、[コンピューターの起動時(H)]を選択します。
- 操作は、[プログラムの開始(T)]を選択します。
- プログラム/スクリプトに、以下を設定してください。
C:\Windows\System32\wbem\WMIC.exe - 引数の追加(オプション)(A)に、以下を設定してください。
※"C:\"は設定が保存されているドライブを指定してください
shadowcopy call create volume=C:\
※"C:\"は設定が保存されているドライブを指定してください
これで、パソコンを起動した時点で、シャドウコピーが作成されるようになります。
シャドウコピーからファイルを元に戻す方法
- FF14を動かしている場合は終了します。
設定ファイルはログオン時に読み込み、ログアウト時に書き込んでいる様です。起動している状態だと読み込まれず、ログアウトすると元の情報が書き込まれてしまいます。 - 各ファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- プロパティから、[以前のバージョン]を選択します。
- シャドウコピーが作成されている場合、ファイルのバージョン(F)に日付が一覧表示されます。
- 復元したい日付を選択し、右下の[復元]を押すことで、選択した時点のファイルが復元されます。
最後に
この設定は、FF14だけでなく、いろいろなファイルも自動的に複製してくれます。特に不都合もあまりないので、設定しておくと非常に便利ではないでしょうか?
ただし、同じディスク上に複製しているので、故障時のバックアップ用としては向かない点は、ご注意ください。
是非、お試しあれ~
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