3月 2025|うぃむんののんびりギャザクラ日誌 #FF14

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有線LANが1Gbps出ない?100Mbpsになる原因と解決策 #FF14

こんにちは、うぃむです。

2Gbpsの光回線を契約していてはずなのに、なぜか「インターネット回線の速度テスト」が100Mbps未満しか出ていない!とか、突然ネットワークが切断されてしまうということが、よくありました。これは、パソコンの設定によって発生することがあることがわかりました。

今回は、ネットワークドライバーの設定で、1Gbpsの速度を安定して出すための対処法を書いてみようと思います。

LANケーブルの確認

最初に、使用しているLANケーブルがカテゴリ5e(Cat5e)以上であるかは確認してください。

LANケーブルのカテゴリーとスペック
カテゴリー 最大通信速度 帯域幅
Cat5 100Mbps 100MHz
Cat5e 1Gbps 100MHz
Cat6 1Gbps(最大10Gbps・短距離) 250MHz
Cat6a 10Gbps 500MHz
Cat7 10Gbps 600MHz
Cat8 25~40Gbps 2000MHz

なお、Cat6a以上(10Gbps対応)のケーブルを使う場合、ネットワーク機器側の対応も確認してください。

ネットワークアダプターの設定を変更

Windowsのネットワークドライバーの設定によっては、1Gbpsに対応していても100Mbpsに制限されることがあります。以下の手順で設定を確認しましょう。

ネットワークアダプターのプロパティを開く

  1. 「Windowsキー + R」 を押して「ファイル名を指定して実行」を開く。
  2. 「ncpa.cpl」と入力して 「OK」 をクリック。
  3. 使用している ネットワークアダプター(イーサネット) を右クリックし、「プロパティ」 を選択。
  4. 「構成」ボタンをクリックし、詳細設定タブを開く。

設定を変更

次に、詳細設定内で以下の設定を変更します。

  • 「速度とデュプレックス」 を 「1.0 Gbps フルデュプレックス」 に設定。

    デフォルトは「自動ネゴシエーション」になっていることが多く、これが原因で100Mbpsになる場合があります。
  • 「省電力型イーサネット(EEE)」 を 「無効」 にする。

    省電力機能が原因で速度が制限されることがあります。
  • 「グリーンイーサネット」 を 「無効」 にする。
  • 「フローコントロール」 を 「無効」 にする。

    これを無効にすると、パケットの流れがスムーズになり、安定することがあります。

変更を適用したら PCを再起動 し、速度が改善しているか確認しましょう。

 速度を確認する

設定変更後、1Gbpsが出ているか確認しましょう。

Windowsでの確認方法

  1. 「Windowsキー + X」 を押して「ネットワーク接続」を開く。
  2. 上の「プロパティ」を選択。
  3. 集計リンク速度(送受信)が「1000/1000 Mbps」と表示されていればOK。

また、実際の通信速度を測るには、「インターネット回線の速度テスト」を利用すると簡単です。

まとめ

有線LANが100Mbpsになってしまう問題は、LANケーブルの規格が古い、ネットワークアダプターの設定が適切でないといった原因で発生することがあります。特に、「速度とデュプレックス」を1.0 Gbpsに固定し、省電力系の設定をオフにする ことで改善するケースが多いようです。

この設定を行ってから2週間ほど確認をしていますが、安定して1.0 Gbps で通信できています。

ぜひ今回の手順を試してみてください。快適なネット環境を手に入るかもしれませんよ。

それではまた!